書籍「発達障害のある子ども・若者の余暇活動支援」出版

金子書房さんが出版された「ハンディシリーズ発達障害支援・特別支援教育ナビ 発達障害のある子ども・若者の余暇活動支援」に共著者として参加させていただきました。

本書は余暇支援について、その定義や意義に加えて、多様な実践が紹介されています。その中で、私は成人のASDのある人を対象としたアナログゲームの実践事例を紹介しました。過去の研修や出版物ではお子さんの事例を中心にお伝えしてきており、成人の方の事例を紹介するのはほぼ初めてです。ご興味のある方はぜひお手にとってみてください。

余暇支援は余った暇じゃない

本書を読み進めていく中で、編著者である加藤浩平先生の「『余暇=余った暇』ではない」という言葉が印象に残りました。

私の経験でも、過去に余暇支援ツールとしてアナログゲームに興味を持っていただいたことはあったのですが、その際「余暇支援”も”大切ですよね」と言われることが多かったです。どちらかといえば学業や仕事の支援が第一、余暇支援はその次に来るものという認識が一般的なようです。

しかし、特に成人期の方で長期にわたり就労を継続できている方については、仕事が自身の特性に合っていたり職場のサポートがあることに加え、休日に楽しめる趣味を持っている方が多いと感じています。今後注目されていくであろう余暇支援の分野について、本書がみなさんの理解を深める一助になればと思います。

本書を含めた「ハンディシリーズ」はこれまで多数出版されており、共著者も著名な方々が多いために、本書の出版に参加できたことは大変光栄でした。金子出版様ならびに編著者の加藤浩平先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。

9/12 放課後等デイサービス オンラインセミナー開催します

9/12 放課後等デイサービスセミナー「教室づくりの最初の一歩」

9/12(日)に、放課後等デイに従事する方々を対象としたオンラインセミナーを開催します。詳細とお申込みは下記からどうぞ。

発達障害のある子たちへの療育の経験がない、または少ない方に向けたセミナーで、「自分たちの関わり方が正しいのかわからない」「問題行動ばかりで教室が荒れている」「療育の専門性を高めたいが何から手をつけたほうがよいかわからない」といった悩みに答えていきます。

併せて、個別のオンライン相談会も開催します。

こちらは主に経営者や管理者の方を対象に、教室での困りごとの解決や療育・支援の方向性の明確化のお手伝いができればと思っています。上記セミナーの受講していただいた上で相談させていただくと、さらに具体的なお話ができるかと思います。

 

放デイコンサルの中で見えてきたこと

大変久しぶりの投稿となってしまいました。ここ1,2年はCOVID-19の影響で、アナログゲーム療育などの講座の開催が困難になっていましたが、代わりに放課後等デイなどのコンサルティングに重点をおいて活動してきました。

トータル100ヶ所以上の施設を巡ってきてわかったことは、子どもたちのトラブルが続発していたり、職員の退職が相次いでしまっている施設には、共通の傾向として

「その日お子さんにどう過ごしてもらうのかが明確に決まらない」

または

「決めたことがそのとおりに実施できていない」

という問題があることがわかってきました。

特色あるプログラムや専門的な療育を展開する前に、こうした問題を解決する必要があります。セミナーではそのための具体的な方策をお伝えします。

 

アナログゲーム療育についても新しい動きが・・・

アナログゲーム療育についても、オンラインでの講座開催依頼を多数頂いていますが実際にプレイしていただかないとゲームの魅力を伝えることが難しいため、オンライン開催は見合わせている状況です。

別の形でノウハウをお伝えできるよう水面下で動いています。9月以降何らかの形でお伝えができると思いますのでご期待ください。

 

 

アナログゲーム療育講座再開します

すごろくやアナログゲーム療育講座9/27より再開します

COVID-19の影響でお休みしていた高円寺すごろくやのアナログゲーム療育講座ですが9月27日(日)の協力ゲーム編より再開いたします。10月の学童編前篇、11月の学童編後編も受け付けています。

下記よりお申し込みください。

感染対策に伴う変更点

感染対策に万全を期すために

  • 定員を通常の半分(20名)に制限し、席間の間隔を取る
  • 参加者同士でテーブルを囲んだゲーム体験は行わない

といった変更点があります。

特にゲーム体験ができないのは残念なところもありますが、講義に集中できる分、紹介するゲームや解説の分量を増やしたいと思います。一度受講された方も復習を兼ねてぜひいらしていただければと思います。

いつも満席近い参加をいただいている本講座、定員が以前の半分で行いますので早期に満員になることが予想されます。お早めの申込みをどうぞ。

今回の注目ゲームは「ドラゴンをさがしに」

協力ゲーム編では、お子さん同士が勝敗を競う代わり、互いに協力しあって共通のゴールを目指すゲームを紹介します。

イチオシの新作「ドラゴンをさがしに」は、絵本形式で進む冒険を通じて、みんなで話し合いながら合意形成をしていく練習ができるゲームです。読み聞かせ方式で解説しますので新体制の講座でも指導のポイントをわかりやすく理解していただけると思います。

 

 

アナログゲーム療育講座4・5月中止のお知らせ

4月・5月のアナログゲーム療育講座は中止です

高円寺すごろくやで毎月開催しているアナログゲーム療育講座ですが、コロナウイルスによる外出自粛の要請を受け、4月・5月は中止させていただくこととしました。ご期待いただいていた方、申し訳ありません。

すでにお申し込みいただいた方には、主催のすごろくやさんからご連絡をさせていただいています。返金または後述の6月の講座への振替をお願いしています。

 

6月に連続講座を開催します

次回のアナログゲーム療育講座について、6月27日、28日に連続講座を行います。

4月・5月で開催予定だった内容も含まれます。上記リンクより、一つ一つの講座ごとに申し込むことができますので、聞き逃した回があればこの機会にぜひお申し込みください。

今後の推移次第では、上記の講座にも変更が加わる可能性があります。その場合は主催のすごろくやさんのサイト、及び当サイトで告知いたします。

新講座のご案内:すごろくやアナログゲーム療育講座

1月から新クールが始まります

東京高円寺にあるすごろくやさんで毎月行っているアナログゲーム療育講座。

1月から下記の日程で新しいクールが始まります。

  • 1月26日(日)入門編
  • 2月23日(日)幼児編
  • 3月22日(日)協力編
  • 4月12日(日)学童前編
  • 5月24日(日)学童後編

いずれも14時〜17時の3時間。参加費は3000円です。

各講座のより詳しい内容とお申し込みは以下のサイトからどうぞ。

新たに「協力編」を開催!

今クールから、新講座「協力編」を開催します。

この講座では、プレイヤーたちが協力して共通のゴールを目指す「協力ゲーム」を解説します。

協力ゲームには

  • 対戦型のゲームで他人に負けることが怖い子でも、他のプレイヤーと協力し合ってゲームに勝利する喜びを味わうことができる
  • 共通のゴールを達成するために、チームにおける役割分担を話し合ったり、全体方針について合意形成する経験ができる

といった良さがあります。

他方、協力ゲームでは「他人の失敗=自分の失敗」になってしまうため、他の子の失敗を咎める言葉がきつくなりすぎてしまったり、ゲームを良くわかっている子が他の子に命令し、命令された子は自由にゲームを楽しめない、といった問題も起きやすいです。そこへの対処法もお伝えしたいと思います。

昨年も、多くの講座定員一杯の申し込みを頂きました。中には一月以上前に満席になってしまった講座もあります。ぜひお早めの申込みをおすすめいたします。

皆さんのご参加、お待ちしております!

9/29 大阪 放課後等デイ研修セミナー開催

9/29(日)、大阪社会福祉指導センターにて、放課後等デイサービス研修セミナー「安心できる居場所づくりの基本」を開催します。下記画像リンクよりお申し込み可能です。

 

この研修、東京で2回開催し、いずれも大変好評でした。

内容としては、

◎放課後等デイサービスの役割とは

◎保護者面談の進め方
 
◎「個別支援計画」の書き方
 
◎プログラムの作成
 
◎教室環境の整備
 
◎教材・遊具の選定
 
◎指導員の関わり方
 
と、多岐に渡る内容を5時間にギュッと詰め込んでご説明します。
長丁場ですが、教材・遊具の使い方や指導員の関わり方などは映像もふんだんに使う予定ですのでわかりやすく聞いていただけると思います。
 

 

放課後等デイの研修を行うことの難しさ

今回と同内容の研修を東京では2回開催しました。アンケートでは、参加者から「他に同様のセミナーがなく、貴重な機会だった」との声が多く聞かれました。

確かに、経営セミナーや、特定の療育技法や障害への対応についての研修はあっても、放デイがそもそもお子さんに対して何をする場所なのか、どのようにしてそれを実現していくのかという基礎的な部分を扱った研修は少ないように思います。

同じ放デイといってもレベルの差が非常に激しく、研修のゴールを置きどころが非常に難しいことが影響しているのではないかと思います。

今回の研修では、「放デイで日々子どもと向き合っているが、どうしたらよいかわからないことがたくさんある」といった方を主に想定しつつ「まずは最低限ここから」という部分を解説していきます。

とはいえ、「養護」「ケア」「教育」を軸に説明する放課後デイの役割や、複数の教室の写真を見せながら解説する教室環境の設定、教室で使う教材・遊具のご紹介などはベテランの職員の方にも役立つ内容だと自負します。

ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

9月以降のセミナー予定

 

 

イベント開催予定

ブログの方、更新が滞っておりすいません!

おかげさまで忙しく活動させていただいています。

8月以降のイベントの予定をお知らせします。

詳しい内容と申込は、上記リンク先を御覧ください。各イベントともすでに定員の半数以上の申込みをいただいており、満席になる可能性があります。お早めの申込みをおすすめいたします。

 

雑誌「発達教育」5月号に掲載

公益社団法人発達協会発行の雑誌「発達教育」5月号に「教材としてのアナログゲーム」というテーマで特集記事を書かせていただきました。

楽しむという目的と、コミュニケーション力を育てるという目的がきちんと両立することをお伝えしたかったので、紹介するゲームはあえて2種類に絞り、事例を丁寧に説明しました。

「発達教育」は一般書店では販売されておらず、定期購読が基本となる雑誌です。多くの著名な先生が執筆されており、中には太田昌孝研究室の先輩であった立松英子先生もおられて恐縮でしたが(汗)、取り上げていただき光栄でした。

ばら売りも可とのことですので、ご興味のある方はこちらのサイトからどうぞ。

 

講座のご案内

現在募集中の講座のご案内です。

特にすごろくやの講座は開催一月前に満席になってしまう状況が続いています。お早めの申込みをどうぞ

以下のすごろくや講座新クールの申し込みは5月中に開始予定です。

  • 7月29日(日) 入門編
  • 8月25日(日) 幼児編
  • 9月22日(日) 学童編前編
  • 10月27日(日) 学童編後編
  • 11月10日(日) 中高生・大人編

また、9月には昨年開催して好評だった放課後等デイサービス研修セミナーを大阪で開催します。こちらは下記URLよりお申し込み可能です。

https://www.event-form.jp/event/5162/4h52

4/20(土)アナログゲーム療育交流会のお知らせ

新企画のご案内です。東京・高円寺すごろくやにて4月20日(土)アナログゲーム療育交流会を開催します。

前半はアナログゲームや療育に関わりの深いゲストを招いた対談。後半は参加者同士でゲームを楽しんだり、講師に質問できる交流会です。

定員は30名。参加費は3000円となります。下記のページからチケットをご購入ください。

 

発達障害のある子ども・大人へのTRPG活動を行ってきた加藤浩平さんがゲスト

今回のゲストは東京学芸大学研究員・非常勤講師の加藤浩平さんです。

松本がアナログゲーム療育を提唱するずっと前から、主に発達障害のある子ども・大人のお子さんを対象にTRPGを用いたコミュニケーション支援・余暇支援を行ってこられました。その成果は学会発表や書籍の形でまとめられており、いわば発達障害のある人へのアナログゲームの応用に先鞭をつけた方です。

※TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム):紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ“対話型”のロールプレイングゲーム

加藤さんとは、

  • 療育と余暇支援の違い
  • アナログゲームを用いた余暇支援の可能性
  • 他の療育技法・療育ツールとの比較
  • 効果検証の方法

といった事柄について話し合う予定です。

また加藤さんのファシリテートで、「多人数TRPG」を実際に体験いただく予定です。TRPGをまだ体験したことがない人にも貴重な機会になると思います。

 

交流会で関係づくりを

本イベントの後半にあたる交流会では、参加者の皆さんが持ち寄ったゲームで楽しんだり、講師に自由に質問できる時間を作ります。

これまで多くの皆さんに講座に参加いただきましたが、アナログゲーム療育に興味を持っている方同士が繋がれる機会がなかったので、今回の企画を用意しました。

また、普段の講座ではできるだけ多くのゲームや指導ノウハウをお伝えしたいという気持ちから、皆さんの質問に十分答える時間が取れていませんでした。この機会に、みなさんの疑問やご意見をお聞きできればと思っています。

新しいイベントで試行錯誤もあると思いますが、楽しい時間になることは間違いないと思います。みなさんの参加をお待ちしています!

アナログゲーム療育講座も引き続き募集中!

毎月開催のアナログゲーム療育講座も引き続き募集中です。お申込みは下記からどうぞ。

3月の幼児編はすでに定員の3分の2が埋まっていますので、おそらく当日までに満席になってしまいます。お早めのお申込みをおすすめします。

すごろくやアナログゲーム療育講座:2019年前期講座予定

2019年度も開催します!

2019年のすごろくやアナログゲーム療育講座の予定です。原則、各月の第三日曜日に開催します。

各講座の詳しい内容とお申込みは、上記リンク先からどうぞ。なお、2018年7月に書籍が販売された影響が大きく、一ヶ月以上前に満席になってしまう場合があります。お早めの申込みをオススメします。

講義とゲーム体験の二本立て

3時間の長丁場の講座ですが、時間の半分をゲーム体験が占め、楽しみながら指導のイメージを掴んでいだけます。講座で使用したゲームはすべてすごろくやさんで販売されていますので、直接お店で買うか、後に通販で購入することも可能です。

みなさんの参加をお待ちしております!