4/20(土)アナログゲーム療育交流会のお知らせ

新企画のご案内です。東京・高円寺すごろくやにて4月20日(土)アナログゲーム療育交流会を開催します。

前半はアナログゲームや療育に関わりの深いゲストを招いた対談。後半は参加者同士でゲームを楽しんだり、講師に質問できる交流会です。

定員は30名。参加費は3000円となります。下記のページからチケットをご購入ください。

 

発達障害のある中高生へのTRPG活動を行ってきた加藤浩平さんがゲスト

今回のゲストは東京学芸大学研究員・非常勤講師の加藤浩平さんです。

松本がアナログゲーム療育を提唱するずっと前から、主に発達障害のある中高生のお子さんを対象にTRPGを用いた余暇支援を行ってこられました。その成果は学会発表や書籍の形でまとめられており、いわば発達障害のある人へのアナログゲームの応用に先鞭をつけた方です。

※TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム):紙や鉛筆、サイコロなどの道具を用いて、人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ“対話型”のロールプレイングゲーム

加藤さんとは、

  • 療育と余暇支援の違い
  • アナログゲームを用いた余暇支援の可能性
  • 他の療育技法・療育ツールとの比較
  • 効果検証の方法

といった事柄について話し合う予定です。

また加藤さんのファシリテートで、「多人数TRPG」を実際に体験いただく予定です。TRPGをまだ体験したことがない人にも貴重な機会になると思います。

 

交流会で関係づくりを

本イベントの後半にあたる交流会では、参加者の皆さんが持ち寄ったゲームで楽しんだり、講師に自由に質問できる時間を作ります。

これまで多くの皆さんに講座に参加いただきましたが、アナログゲーム療育に興味を持っている方同士が繋がれる機会がなかったので、今回の企画を用意しました。

また、普段の講座ではできるだけ多くのゲームや指導ノウハウをお伝えしたいという気持ちから、皆さんの質問に十分答える時間が取れていませんでした。この機会に、みなさんの疑問やご意見をお聞きできればと思っています。

新しいイベントで試行錯誤もあると思いますが、楽しい時間になることは間違いないと思います。みなさんの参加をお待ちしています!

アナログゲーム療育講座も引き続き募集中!

毎月開催のアナログゲーム療育講座も引き続き募集中です。お申込みは下記からどうぞ。

3月の幼児編はすでに定員の3分の2が埋まっていますので、おそらく当日までに満席になってしまいます。お早めのお申込みをおすすめします。

2月の講座予定

2019年2月には、一般参加可能な講座が東京と広島であります。

 

放課後等デイサービス研修セミナー

2月3日(日)13:00~16:00 

ジャパンライムセミナースタジオ(東京都文京区)

放課後等デイサービス従事者の方のために、トラブル対応を切り口に実践的な関わり方をお伝えするセミナーです。Twitter等で大人気の学習支援の専門家、澳塩渚先生とのコラボ講座です。

事前に参加者の方にお寄せいただいた事例やお悩みをベースに、放デイでありがちなトラブルや困りごとへの対応、さらにはお子さんとの関わりや教室運営の原則まで、実践的かつ踏み込んだお話ができればと思います。詳しい内容とお申込みはこちらからどうぞ。

 

広島「アナログゲーム療育講座」

2月10日11日は東広島市でのアナログゲーム療育講座です。昨年開講して大好評でしたので、二度目の開催となりました。基礎編・幼児編・学童編・中高生~大人編の4部構成で、アナログゲーム療育をトータルに学んでいただける内容です。

お申込みはinfo@cururi.jp までメール、またはFAXでどうぞ。詳しい内容は下記のチラシを御覧ください。

ご参加をお待ちしております。

すごろくやアナログゲーム療育講座:2019年前期講座予定

2019年度も開催します!

2019年のすごろくやアナログゲーム療育講座の予定です。原則、各月の第三日曜日に開催します。

各講座の詳しい内容とお申込みは、上記リンク先からどうぞ。なお、2018年7月に書籍が販売された影響が大きく、一ヶ月以上前に満席になってしまう場合があります。お早めの申込みをオススメします。

講義とゲーム体験の二本立て

3時間の長丁場の講座ですが、時間の半分をゲーム体験が占め、楽しみながら指導のイメージを掴んでいだけます。講座で使用したゲームはすべてすごろくやさんで販売されていますので、直接お店で買うか、後に通販で購入することも可能です。

みなさんの参加をお待ちしております!

9/2東京 放課後等デイサービス研修のお知らせ

9/2 東京千代田区にて

9月2日(日)。放課後等デイサービス従事者に向けた研修を開催します。

主催はジャパンライムさん。今年1月に開催して好評だった講座の第2回めとなります。

内容については

・放課後等デイの役割

・教室環境の設定

・保護者面談

・個別支援計画の作成

・発達段階にあわせた課題選び

・職員の動き方

など盛りだくさんの内容です。

いずれにしても「まずはここから」「最低限ここだけは」という基本的な内容をお伝えします。発達段階に合わせた課題選びでは、お子さんのレベルにあわせたゲームを実際にプレイしていただきます。楽しみながらお話を聞いていただければと思います。

DVDの販売

会場までいらしていただくのが難しい方には、DVDの販売もありますので、こちらからどうぞ。

 

書籍「コミュニケーション力を育てるアナログゲーム療育」刊行

書籍「コミュニケーション力を育てるアナログゲーム療育」が(株)ぶどう社さんより出版されました。幼児期から学齢期までのお子さんに適したゲームを約20種類、指導のポイント解説とともに紹介しています。

ご購入は下記からどうぞ。

Amazonサイト:

楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/search/nm?g=000&sitem=%A5%A2%A5%CA%A5%ED%A5%B0%A5%B2%A1%BC%A5%E0%CE%C5%B0%E9&x=0&y=

スペース96:https://www.space96.com/php/user/item_detail.php?store_id=space96&flow_id=joVuqn&from_page_id=new_arrival_list49044900&youto_kbn=1&andor=and&item_cd=s18072404

ぶどう社さんサイト:http://www.budousha.co.jp/booklist/book/anarogugame.htm

なお、ネット書店では品切れが発生しているところもあるようです(7月31日時点)。お急ぎの方はぶどう社さんに直接電話・メール・FAXでお申し込みください。

 

お子さんの発達段階にあわせてゲームを紹介

アナログゲームを療育に応用する上で一番大切なのが発達段階にあわせたゲーム選びです。本書では、幼児期から学齢期までのゲームを3つのレベルにわけ、各レベルにあわせたゲームと関わり方のポイントを整理して解説しています。

 

 イラストがわかりやすい!

本書の特徴となっているのがまうどんさんの解説イラストです。ゲーム中にお子さんが見せる様々な行動や指導員の関わり方が具体的にイメージでき、大変理解しやすくなっています。すでにゲームを使ってお子さんと関わっている方は「こういう場面あるある!」と実感を持って感じられると思います。

本書で紹介したゲームはいずれもアナログゲーム療育で用いるゲームのエース格ばかり。療育を抜きにしても必ず楽しめるゲームです。本書を手にとっていただいて、まずは一つゲームを購入されてお子さんと遊んでみることをおすすめします。

エッセイ:「休日」について

 フリーランスとして働いていると仕事日と休日の区別がつきにくくなる。私の場合、仕事日といっても一日フルで予定がつまっていることはなく午前だけ、午後だけといった日が多いし、仕事のない日はない日で原稿の執筆や講演スライドを作成しているので休日とも言いにくい。

幸いに、仕事が趣味で趣味が仕事といった日々ではあるけれど、それはそれとして仕事と休みの区別が曖昧であることに漠然とした居心地の悪さを感じていた。

 そんな折、あるエッセイに「人間は天心で生きるべきだ」という言葉を目にして、これだ!とおもった。天心とは生まれたての子どものような気持ち。そんな気持ちで過ごせる一日こそが本当の休日だと思った。

小さな子どもには未来も過去もなく、今この瞬間を生きている。

私は休日を、「過去のためでも未来のためでもない日」と考えてみることにした。過去に負わされたタスクを処理する必要もなく、未来に向けて何かを準備する必要もない、今日この日のためだけに時間を消費する。

やり残した仕事に追われるのは論外だが、「明日からの仕事に備えて今日は体を休めねば」と思うのも本当の休日ではない。明日がどうであろうと今日やりたいことをやるのが休日だ。

そう考えるようになってから、休日が誠に贅沢なものとして楽しめるようになった。最もそんな休日を過ごすためには、それ以外に日にやるべきことはやっておかねばならないのだが・・・。

 

趣味で初めて1年になる弓道。先月初段を得た。過去でも未来でもなく、今この瞬間に全てを込める。

【リニューアル】7/15 すごろくやアナログゲーム療育講座

アナログゲーム療育講座がリニューアル

多くの方に好評いただいているアナログゲーム療育講座。7月より、最新の知見やゲームを取り入れてリニューアルします。

初回となるのは、7月15日(日)に開催する「入門編」。リニューアルに際して新たに設定した新講座です。

アナログゲーム療育で最も重視しているのが、お子さんの発達段階にあわせたゲーム選びです。この講座では、言葉が出るか出ないかの段階にあるお子さんから、成人に至るまでの認知発達段階を順を追って解説しながら、それぞれの段階にあわせたゲームを実際にプレイします。

ゲームを通じて、人間の認知能力、ひいてはコミュニケーション能力がどのように発展していくのかを体験的に理解できる講座となっています。発達障害のある方と関わる人だけでなく、広く教育や遊びに関わる人にとっても参考になる講座だと思います。ご参加をお待ちしています。

9月以降は年代ごとに毎月講座を開催

8月はお休みをいただき、9月以降から毎月講座を開催します。

9月16日(日) 幼児編

10月21日(日) 学童編前編

11月18日(日) 学童編後編

各講座の概要や体験予定ゲームについては、リンク先を御覧ください。

皆様の参加をお待ちしています。

 

 

2・3月の講座:アナログゲーム療育

2・3月はアナログゲーム療育の講座が多数開催されます。以下、まとめてご紹介です。

2月12日(月・祝)浅草パズル&ゲームフェスティバル

台東区民会館で開催されるパズルとゲームの祭典に講座&ゲーム体験で参加します。主催はTOIQUE(トイーク)さん。子どもから大人までが楽しめるイベントになっています。講座では、人と関わりあう自信をつけるゲームと選び方と大人の関わり方をお伝えします。事前申し込みが必要になりますので、上記リンクからどうぞ。(イベント全体の概要はこちらです。)

2月18日(日) すごろくやアナログゲーム療育講座 幼児編

毎回好評をいただいている東京・高円寺のすごろくやアナログゲーム療育講座。新しいクールが2月18日の幼児編より始まります。対象は、幼児、あるいは知的な遅れのあるお子さんと関わる方が対象です。すでに定員間近となっておりますので、上記リンクよりお早めの申込をどうぞ。

また、3月以降の講座も募集中です。

3月18日(日) 学童編前編

4月15日(日) 学童編後編

以下、毎月続いていきます。すでにお申込みの半数が埋まっている講座もありますので、こちらもお早めにどうぞ。

2月24日(日) 対談:ボードゲーム×教育#2 〜五教科で考える〜

ボードゲームショップすごろくや代表の丸田康司さんとの松本がボードゲームと教育について語る対談の第二弾。前回大好評で「もっと2人の話を聴きたい!」という声を多数いただいたことから実現しました。

今回はボードゲームの教育的応用ついて、国数英理社の五教科に沿って考えていこうという趣旨です。今話題のプログラミング教育についても取り上げます。テーマを絞り込んだことで、前回に増して内容の濃いお話ができるのではないかと思います。

3月17日(土) 東京・立川市講座 「コミュニケーション力を伸ばす!」(PDFが開きます)

立川市子ども未来センターでの開催です。ボードゲームで子どもたちと関わる活動をしている「ボードゲームキャラバンおむすび」さんの主催です。こちらの講座では、中高生や大人の方を対象にコミュニケーション能力を伸ばすためのゲームと支援者としての関わり方をお伝えします。お申込みフォームはこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

2・3月の講座情報です。

 

1月21日 すごろくや講座 中高生・大人編(後編)

毎回好評をいただいているすごろくやアナログゲーム療育講座。

1月21日(日)は中高生・大人編(後編)です。

「見通しを立てる力」を身につけるゲームをご紹介します。前編とは独立した内容ですので、前回参加していない方も上のリンクからお気軽にお申し込みください。

学業や仕事で見えてくる「見通しを持つ力」の困難さ

発達障害のある中高生や大人の人が、学業や仕事で直面しやすいのが「見通しを立てて行動すること」の困難です。具体的には以下のような場合が多く見られます。

  • 仕事の優先順位がつけられない
    • AさんとBさんから同時に依頼されると混乱してしまう
  • 長期的な計画に基いて行動することの困難
    • 履修計画やレポート、卒論作成の困難(大学生)
  • 衝動的な行動
    • クレジットカードで払える以上の金額を浪費する
  • 仕事のペースのコントロール困難
    • 締め切り直前になってから慌てて動き出す
    • 仕事を頼まれると断れない

前編で主に取り扱ったコミュニケーションの問題に比べると、見通しを立てることの困難さは後になって明らかになることが多く、支援者にもご本人も明確には意識しづらいものです。

しかし、実際には「できないことでもできると言ってしまう」というコミュニケーション上の課題が、実は見通しを立てることの難しさに起因していることもあるなど、両方の課題が絡まりあって、生活上の困難を着たしている場合が多いと感じています。

テレビ電話を使った遠隔での就労支援の光景。

「見通しをつける力」を身につけるゲーム

次回の講座では、「見通しをつける力」を身につけるゲームとして、「街コロ」と「ボーナンザ」を体験いただく予定です。どちらも中高生の療育と成人の就労訓練で大いに活躍しています。

街コロは、「計画的に行動する」ことを学ぶゲームとして最適です。サイコロを振ると、自分が持っている建物に応じたお金を得ることができます。そのお金で新しい建物を買い、さらにもらえるお金が増える・・・、といった具合に拡大再生産を気軽に体験できます。勝利するためには効率の良い拡大計画を作ることが求められます。

ボーナンザは、豆を手に入れて畑に植え、育てて収穫してお金を得るゲームです。植える豆は他のプレイヤーとの交渉で手に入れることができます。「見通しを持って行動する」ことと「相手の立場に経ってコミュニケーションする」ことの両方が学べるゲームです。

指導ポイントの見極めが大切

この二つのゲームは普通にプレイしただけで、誰もが「見通しを持って行動する練習になる」とわかる強力な説得力があります。それだけに、「ただプレイさせるだけ」になってしまいがちなのですが、それでは療育や就労訓練としては不十分です。

学業や就労上の直面しやすい困難と結びつけて、プレイの際にどんなポイントを重視し、どう指導に繋げていくのか、これまでの経験を踏まえて解説します。

 

2月から新たなクールが始まります

アナログゲーム療育講座は、2月から新しいクールとなります。

2月18日(日)の「幼児編」から続けてご参加いただくことで、幼児期から成人期までの認知発達段階と各段階におけるゲームを使った療育について総体的に理解いただけます。

具体的な日程やお申込みについては、下記のすごろくやさんのウェブサイトからお申込みください。

皆様のご参加をお待ちしております。

11月のアナログゲーム療育講座+対談イベント

11月のアナログゲーム療育講座

毎月すごろくやで行っているアナログゲーム療育講座。11月19日(日)は初のダブルヘッダーで開催です。

14時より「中高生・大人編(前編)」、18時より「応用編:協力ゲーム講座」となります。

 

「中高生・大人編」では、就職を意識した「職場で求められる臨機応変なコミュニケーション力」を身につけるために、相手の立場にたって考えたり、先の見通しを立てて動く練習ができるゲームを紹介します。

「応用編:協力ゲーム講座」では、プレイヤー同士が勝ち負けを競う代わりに、共通の目的にむけ協力しあうゲームを紹介します。協力ゲームはプレイヤー同士の関わりが活発になるため、コミュニケーションの総合的な練習として最適です。小学3年生くらいから大人までが楽しめるゲームを紹介します。

この二つの講座はどちらも「臨機応変なコミュニケーション能力」を身につけることを主眼に構成されているので、ぜひ二つ続けて参加されることをオススメします。合計6時間の講座になりますが、ゲームの体験を多く含みますので楽しみながら参加いただけると思います。

11月23日(木祝) すごろくや代表丸田さんとの対談

すごろくや代表である丸田康司さんとの対談が実現しました。

「ボードゲームって教育に使えますか?」をテーマに以下のように多岐にわたるトピックでお話をする予定です。

  • ボードゲームでコミュニケーション力は身につくの?
  • ゲームで学んだことは実生活で役立つ?
  • プログラミング教育・アクティブラーニングに使える?
  • デジタルゲームとの違いは?
  • ゲームをやったことのない人に楽しさや価値を伝えるためには?

私がアナログゲーム療育を開発したのは丸田さんが代表を務めるすごろくやさんで数多くのゲームと出会ったことがきっかけでした。

丸田さんは元はテレビゲームの開発者でもあり、デジタルゲームとアナログゲームの枠を越えてゲームのそのものの本質について深い見識をお持ちです。私もアナログゲーム療育の理論を作る上で丸田さんに多くの影響を受けています。

意義深い対談になることは間違いないと思いますので、ぜひ皆さんの参加をお待ちしています。